横浜市神奈川区白楽。戦後の闇市が発展したという駅から続く、活気あるアーケード商店街。一方、山手の篠原台は南傾斜の閑静な住宅地。本計画はそれらエリアの結節点に位置している。店舗+賃貸住宅の事業スキームのなかで、みどりを活用した環境配慮型の集合住宅をつくり、地域に溶け込み、継続的に賃貸価値を維持する企画にしていくことが求められた。商業店舗ファサードと住宅エントランスの間にはポット型の壁面緑化工法を採用。3階住宅階の人工地盤には、中庭型の屋上緑化及び上層階軒先部に植栽ますを設け、ロの字型平面、共用廊下の四周がみどりで覆われる計画としている。
敷地面積 | 1,207.12 ㎡ |
建築面積 | 897.50 ㎡ |
延床面積 | 4,276.53 ㎡ |
階数 | 地上6階 |
構造 | RC造 |